最初に言っておきます。とても長いです。でも、読んで質問に答えてくれる方がいたら助かります!一昨日の冒険(朝まで新宿でハシゴ)のせいで昨日は死んでたのですが、駄目人間満開な遊びモードから気持ちを切り替え、今日は実習施設へ行ってきました!実習の説明などして頂いたのですが、完全に立ち仕事が無くて、思ったより体力的に問題ない感じがして安心しました。大学側に配慮願っていうのを提出してからの、大学から実習施設への依頼があって、決定。みたいな流れだったので、すっかり持病のことは伝わっているものと思っていたら、何も伝わってなかったのでその辺びっくりしたのと、最初はそのことに気付かずの面談でした。笑精神障害中心の支援施設ではありますが、障害の種類に関係なく、地域での生活に困難を感じている方が対象の施設でした。この闘病女子部と同じく、「病気の枠は関係ない」ということを大事にしているらしく。「どんな病気の方かわからない状態で接するんですか?」と何気なく質問したら、「その人のことを知るのに病名が必要なんですか?」と強い語調で質問し返されてしまってビックリしました。わたしはこの闘病女子部のHPでルール等を考える上でも、病名をみんなに言うことが必要だとは思いませんでした。でも、どんな病気なのかっていうのは、その人の生活や人生において関わりが深いもので、わたしなら知っておいてもらった方が、どんなことでも相手に伝わりやすくていいと思います。なので、「プロフィールとして必要なこと」ではなく、「伝えるとわかりやすいよ!」という方向で病名や症状については扱っています。おそらく、その担当の方は、「〇〇な病気の人」というのではなく、「ひとりの人間として、生活者として」見るという視点のことを言いたかったのだと思います。その辺はわかってますっていうことはちゃんと伝えたので問題はなかったと思いますが、よほどそこを大切になさっているのだろうな。と。また、実習に来る学生でもそこを分かっていない人が多かったりするのかも…。と思いました。「こういう病気の人だから、こういう風に助ける」っていうのはやっぱり間違っています。一人一人、生活の背景があって、それぞれの性格や価値観があって。困難な状況に陥っている原因が「病気」に見えたとしても、生活者として、自分の人生を自分で決定し、その人らしい生活をする為に必要なのは、必ずしも「病気の治療」ではなかったりします。病院だけだと、そこが出来ません。病気に対しての対処。症状に対する治療。それを最優先に、そこだけをするのが病院であるのですが、生活のことを考える必要があるということを忘れて、治療者としての助言を押し付けてしまう医者は多いです。勿論、医者や医療関係者の中にも、生活のことまで考えてくれる方もいます。特にリハビリに関わる職種の方などは生活を重視したり。ですがやっぱり、医療機関の人間は「病気」を「問題」として扱って、「治す」ことを目的とするのが当たり前です。では、生活のことはどうすればいいの?家で安静にしてなさいと言われたけれど、お金も稼げず、学校にも行けず、将来は?わたしの人生は?と困ってしまったときに、登場するのが福祉分野なのですが、障害者ではない「健康に問題のある人」を対象にした相談窓口や、就業の為の制度、支援体制が整っていないのが日本の現状です。障害者手帳をもらえるような状態の人に関しても、そこまで医者が積極的に進めてくれるかどうか、役所の職員のやる気、などに左右されてしまい、せっかくの障害者総合支援法も形無しだったり。制度を使うという単純なところ以外でも、困ることって沢山ありますよね?障害者制度の基準にも当てはまらず、指定難病でも無い、困っている人が沢山います。知識や社会資源(人や施設、全ての役に立つもの)が必要なとき。病気持ちで…というのはなかなか専門職に出会えません。医療ソーシャルワーカーなども、なかなか通院での治療のみだと出会うことのない職種ですよね。わたしは社会福祉の分野の勉強、大学で開講している科目はほとんど網羅しましたが、「難病患者の支援」ですら、登場することが少ない。というかほぼない。指定難病ではない病気ともなれば尚更でしょう。精神疾患というのは「精神障害」との垣根が無いので、支援体制が近年かなり進められています。それでも「遅れてたから進めることにしたけど、なかなか上手く進まないね。」という現状みたいなので、ほんと……。そんなこんなで、「健康に問題を抱えた人」への支援体制を、自分なりに考えたい。役に立ちたいし、出来れば開拓したい。のがわたしの福祉分野への興味の始まりでした。そこを伝えればいいのに、偉そうに聞こえるので言わず。持病のことを知らない相手に、将来どんな分野に進みたいか訊かれて「働ければなんでもいいです」みたいなことを言って大きな誤解を生んだ今日のわたしですが。難病持ち+「働ければなんでもいいです」=自分に出来る仕事がしたい×そもそも雇ってくれるならまじ頑張る。↑持病のこと+それで仕事が見つからない現状、を知らないと全く伝わらないそんな誤解が散々あったあと、お互い「あれ?この子相当の訳あり…?」と「あれ?持病のこと一切伝わってなくね?」と気づき始め、最後に担当の方から、「実習とは関係ない話なんですけど、」との前置きで持病のことを訊かれ、(いや関係あるし最初に訊いてくれても良かったんじゃ…)と戸惑いました。てっきり配慮願が実習先に提出されているものだと思ってたわたしがいけなかった。病気持ちは自分から積極的に説明していかないと!と学んだ日でもありました。実習先の担当の方も、病気なんて関係ない!病気の子、とかそういう風に見ないでほしい!ということがあろうかと、とても気を付けてくださったのでしょうね。有難いことです。でも、逆にそこまで「病気関係ない!」ということをして頂いても病気はわたしの一部だし、というか体質だし、実際病気の子だと思っておいてもらわないと困ることの方が多いし。その重要な一部を無視されているようで、あまりいい気持ちはしません。その辺は人それぞれだろうからなぁ。経験してればわかるとか。健常者だからいくら気を付けても間違ってしまうとか。そういうことじゃないんだと思う。この部室を運営する上でもそういうことはよく考えていますが、答えが無いのが答えなのだろうと。”相手がどう思うかわからない”ということを”わかっている”ことが大切なのだと思います。”こうであろう”とハッキリ思っていることが伝わると、間違ったときに相手は気分が悪いのです。”わからないけど”と思いながら言ってくれると、間違っていても気分は悪くなりにくい。これから色々学んでいく上でも、当事者としてここを運営していく上でも、”自分はこういうことについてはわかっている”という思いこみや、思いあがり、勘違いをしないよう、気を付けようと僕は思いました。…アレ、作文?長くなりましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!はいここで質問。この文を読んでくれた方、どう思いましたか?A.実習先の方の配慮が良いと思う。関係ない、必要ないなら訊かないというスタンスで居てくれると嬉しい。B.マネージャーさやと同意。病気のことは知っておいて欲しいし、さっさと説明する機会があった方がありがたい。